アンコール遺跡で見る感動のサンライズ、サンセット3選!!

こんにちは、kmartです。

皆さんは初日の出を見ましたか?
僕は初日の出は一度も見たことがありません。
旅先でサンライズやサンセットは見るのに不思議なもんです。
そこで今回は、アンコール遺跡群のなかで、美しく、感動的なサンライズ、サンセットポイントを紹介します。

サンライズ(朝日)

アンコール・ワット

人気ナンバー1のポイントはやはりアンコール・ワットです。
とはいえ、広大なアンコール・ワットの中には様々なポイントがあり、やみくもに歩き回っているうちに日が昇ってしまった、なんてことにもなりかねない。
ポイントを絞ってじっくり構えましょう。

その1 西参道から

西参道からは、大地から昇る朝日が見られるわけではないが、中央祠堂を含んだ全体像がシルエットとして浮かび上がり、時間とともに空の色が変わる感動的なアンコール・ワットが見られる。
なかでも、西参道上の西塔門から聖池までの間がベストだろう。

ちなみに、年に2日、春分の日と秋分の日には、西参道から正面の中央塔に昇る朝日が見られる。
運良くこの日にアンコール・ワットを訪れたなら、是非とも早起きをして緻密な計算のもとに造られたアンコール・ワットを堪能してほしい。

その2 北の聖池前から

アンコール・ワットに向かって左側の聖池からも、5本の尖塔が姿を現し、見事なシルエットが見られる。
この聖池には「逆さアンコール・ワット」が映ることでも知られ、朝日の鑑賞ポイントとしては一番人気がある。
最前列で「逆さアンコール・ワット」を写真に収めたいなら、日の出の30分ほど前から場所取りが必要です。
そして午後、順光になってから再度訪れたい。

その3 南の聖池跡前から

西塔門〜南の聖池跡前あたりからのサンライズは、朝日が昇りきって、ホテルへ帰る人も見られる頃からがドラマチック。
ここからは5本の尖塔のシルエットが見られる。
さらに中央祠堂と朝日が重なり、それはそれは感動的なアンコール・ワットが浮かび上がる。

その4 外堀から

参道を渡らず外堀のワットに向かってやや右側あたりからも一風変わったシルエットが見られる。

プノン・バケン

人気ナンバー2はプノン・バケン。
ここはアンコール三聖山のひとつにもなっている高さ約60mの山で、山頂の神殿からは360度開けた大パノラマが広がる。
アンコール遺跡群のなかで、最も高い位置からサンライズが眺められるポイントだ。

スラ・スラン

人気ナンバー3、というほどではないが、一風変わったサンライズが見られる遺跡としてスラ・スランが挙げられる。
ここには王の沐浴上だったといわれている大きな池があり、スリ・スランの西側のテラスから見るサンライズが素晴らしい。
池の向こう側から朝日が昇り、水面がキラキラと輝く様はしばし言葉を失うことだろう。
ただし、乾季は池の水が涸れることもあるため、注意が必要だ。

サンセット(夕日)

プノン・バケン

人気ナンバー1は何といってもプノン・バケンが挙げられる。
眼下に広がる西バライ、さらにその向こうに広がるクメールの大地に沈む夕日、まさに1日のクライマックスにふさわしい雄大なサンセットが見られる。
ここでは、サンセットの2時間ほど前から見物人が集まりだし、ちょっとした場所取り合戦が繰り広げられる。
写真を撮ることだけが目的でなければそれほど気にすることもない。

プレ・ループ

人気ナンバー2は、プレ・ループ。
ここは一面のジャングルに囲まれ、中央祠堂からジャングルに沈む夕日が見られる。
プノン・バケンほどメジャーではないが、リピーターに人気が高い。
ただし、ここは町中から離れた場所に位置するため、ひと気のない真っ暗な道を帰ることになる。
そのため、バイクタクシー、トゥクトゥクでも、信用のおけるドライバーと同行するとよい。

プノン・クロム

人気ナンバー3に挙げたいのはプノン・クロム。
ここは遺跡としても訪れる人はほとんどいないが、これが意外や意外・・・。
プノン・クロムは南にトンレサップ湖を望み、ほかの三方はすべて広大な水田に囲まれている。
そのため、雨季のトンレサップ湖の満水期や、田植えの時期にここを訪れると、水に囲まれた山となり、夕日が一面の水田に映り込み、燃えるようなサンセットが見られる。
また、目線が高い、低いの違いはあるが、同じ水辺の条件として西バライからも、感動的なサンセットが見られる。

番外編

旅行会社によってはサンセットに合わせてトンレサップ湖クルーズを行い、船上からサンセットを眺めるツアーを行うところもある。
しかし、トンレサップ湖クルーズは基本的に18時までとなっているため、サンセットタイムの個人での乗船は断られることもある。
事前にアレンジした方がいいだろう。

また、遺跡から見る夕日とは少し趣が異なるが、スラ・スランの東側の周壁からの夕日は水面がオレンジ色に染まり幻想的だ。

最後に

何百年、何千年と毎日繰り返されてきたことなのに、なぜか、誰もがその瞬間だけは、特別な思い出として心に刻みつける。
いにしえの人々も眺めたであろう日の光は、今も変わらず神々の大地を照らし続けている。
アンコール遺跡で見るサンライズ、サンセットは壮大で、神々しく、一生心に残る体験となるだろう。

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