【重要】イスラム世界の知っておきたい言葉19選

こんにちは、kmartです。

旅や旅行に行くとき、英語圏じゃないと心配、なんて方も多いのではないでしょうか。
行く国によって言語が異なるので、コミュニケーションを図るのは大変ですよね。
それでもやっぱり少しぐらいは現地の人と絡みたい。
そんな気持ちを持っているあなたがイスラムの世界に行くときに知っていると役立つ言葉をご紹介します。

【c】【公式】トリップアドバイザー

アーハザ(Ahaza)

アラビア語で責める、避難するという意味。
アラブ社会には、間違いがあっても自分の非を簡単には認めない習慣がある。
「私を責めないでください」という表現は日常的に使われる。
日本人のように「すみません」と「ごめんなさい」を連発しないところは大きな違い。

アザーン(Adhan)

礼拝の時刻を告げる呼びかけ。
イスラム教徒の礼拝は1日に5回あるが、その時間がくるとモスクから音楽のような呼びかけが流れてくる。
肉声によるものだが、ムアッズインと呼ばれる人が節をつけて呼びかけをする。
宗派によって唱える言葉が多少違う。

アッラー(Allah)

イスラム教徒の神で、類似のものをもたない卓越した存在のものとして崇拝されている。
感情、形態、時間といった概念で限定されることがない。
泣いたり笑ったり忘れたりということはない。
アッラーは全視、全聴で、世の中のこと全てを知っている唯一のもの。

アラク(Arak)

中東で作られている独特のお酒。
ナツメヤシなどの糖質から蒸留して作っている。
透明でハッカのような香りがする。
度数の高い強いお酒で、水で割って飲む。
水で割ると白く濁る。
トルコではラクと呼ばれる同じようなお酒がある。

アルギーレ(Algyle)

水タバコ。
ガラスの瓶から管が1本出ているような形をしている。
甘い香りが特徴的で、リンゴやレモンのフレーバーなどがある。
瓶の形は地域によって異なっており、ヨルダン、シリア、レバノンで一般的に使われているものは、エジプトやトルコで使われているものと異なる。
後者のものは、瓶に空気抜きの管が付いている。

アルハムドリッラー(Alhamdiallah)

神への感謝を表す表現。
あいさつで元気ですか?と聞かれた時もこの言葉で返す。
日本語の「おかげさまで」という表現に似ているが、あくまでアッラーへの感謝の表現。
日常的によく使われている。
ごちそうさまも同じ。

インシャアッラー(Inshallah)

アラビア語で「アッラーの神が望むなら」という意味。
日常の生活でよく使われる言葉。
例えば、タクシーで運転手に行き先を告げると、「インシャアッラー」と返事が返ってくる。
そこへ行くつもりだが、行けるかどうかは、神しか知らないということ。

カフィーヤ(Kufiya)

アラブ人男性が、頭にかぶっている布。
白地の布に赤、黒、白ほかの柄が入っている。
パレスチナ出身者は黒白、東部砂漠出身者のベドウィンは赤白と使い分けている。

コーラン(Quran)

イスラム教の啓典。
アラビア語では、クルアーンと呼ぶ。
コーランは、善悪に関する判断基準を表しており、その内容は事細かに記されている。
その中には礼儀作法に関わる項目さえある。
イスラム教徒はコーランを自分の頭より高いところの本棚にしまうなど、神聖なものとして大事に扱っている。

ザムザム(Zamzam)

メッカのカーバ神殿手前にある泉のこと。
この水は病気の治療に効くという言い伝えがあり、メッカ巡礼者はこの泉の水を飲むばかりではなく、故郷にまで持ち帰る。
地域によっては病気だけではなく、願いの叶う水として伝えられている。

サラート(Salat)

礼拝。
イスラム教徒は、神への服従と感謝を行為によって示す。
1日に5回行う義務の礼拝や、金曜日の正午にモスクに集まって大勢で行う集団礼拝、任意の礼拝など色々ある。
礼拝は、まず体を清めてから行う。
モスクの中には体を清めるための水場が設けられている。

ジハード(Jihadh)

日本では「神の道に従い戦う」こととして知られているが、「神の道に沿って努力をする」、「アッラーが唯一の神である」ということを証言する信仰の告白の意味もある。

ヌクタ(Nukta)

笑い話、風刺話のこと。
アラブ人は人数が集まると自分の知っている笑い話の披露などをする。
ケチな人間の話や間の抜けた人の話などで、なかには日本人ネタの笑い話などもある。

ハッジ(Haji)

メッカへの巡礼。
巡礼は、太陰暦の12月に行われる。
イスラムの最も聖なる神殿である、カーバに巡礼に行くことはイスラム教徒の義務でもある。

ベドウィン(Bedw)

アラブ系遊牧民族。
羊、ヤギ、ラクダなどの遊牧をしている。
近年では、定住しながら季節によって遊牧を行うスタイルに変わりつつある。
アラビア語では「べドゥ」という。

ヘナ(Henna)

ヘナという名の植物から取れる染料。
赤茶色をしている。
結婚式などに指先をヘナで染めたり、手の甲に模様をペインティングする。
髪を染めるのにも使われる。

メッカ(Mecca)

サウジアラビアに位置する聖地。
預言者のムハンマドが神から啓示を受けた場所で、メッカのカーバ神殿には黒い石がはめ込まれている。
イスラム教徒はこのカーバ神殿に向かって毎日祈りを捧げている。
イスラム教徒にとって最も重要な聖地。
3大聖地としてメッカのほかに、メディナ、エルサレムがある。

ラマダン(Ramadan)

太陰暦の9月にあたる断食月。
イスラム教徒はこの1ヶ月間、日の出から日没までの間、飲食を断つ。
唾を飲み込むことも許されない。
しかし、子供、病人、妊婦などは断食を行わず、後日体の状態がいいときにその埋め合わせをすることになっている。

ワディ(Wadi)

枯れた谷のこと。
熱帯の乾燥地帯特有のもので、ヨルダンでも多く見られる。
一時的に膨大な降水量があったときだけ水が流れる。
谷底は平坦で地下水面が浅い。
中東で見られるワディは荒涼とした風景だが、湾岸諸国で見られるワディは谷間に植物などが見られる。

最後に

いかがでしたか?
少しでも知っていると旅は楽しくなりますよね。
きっと使えるタイミングはあると思うので、そのときは思い切ってチャレンジしてみてください。

最新情報をチェックしよう!
>最強のWordPressテーマ「THE THOR」

最強のWordPressテーマ「THE THOR」

本当にブロガーさんやアフィリエイターさんのためになる日本一のテーマにしたいと思っていますので、些細なことでも気が付いたのであればご報告いただけると幸いです。ご要望も、バグ報告も喜んで承っております!

CTR IMG